私が、相田さんの詩に出逢ったのは、今から2~3年前になります。きっかけは、友達から相田さんのミニカレンダーを頂いて、その中に書いてある詩を読んだ時感動して、自然に涙が出てきたからです。
今迄、色んな詩を読みましたが、こんなに心を打たれたのは、初めてでした。最近は、トイレに日めくりカレンダーを置き、毎日楽しみに読むのが日課になっています。時々忘れる事があると、息子がめくってくれます。
毎日、仕事と家庭の両立で、いつも時間に追われていますが、ほっとする時に相田さんの詩を読むと、なるほど…と思う事が沢山あります。そして、反省したり、考えを変えたり、前向きな自分になれる様な気がします。
時には、子供の教育で意見が違ったりして、何故?どうして?と悩んだり、仕事の事で落ち込んだり、人生を否定する事もあります。
でも、相田さんの詩は、勇気をくれたり、共感を得る事が出来ると思います。
相田さんの詩を読むと、その日の反省が出来るので、ストレス解消にもなるし、怒りたい気持ちになっても、一呼吸おいて人と接する事が出来る様になったと思います。
それでは、ここで私が大好きな詩を二つ紹介したいと思います。
道
長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければ
ならぬ道ー
てものがあるんだな
そんなときは その道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙ってー
涙なんか見せちゃダメだぜ!!
そしてなあ その時なんだよ
人間としての いのち根が
ふかくなるのは・・・
ただいるだけで
あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
あかるくなる
あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ
そんな
あなたにわたしも
なりたい
私は、この二つの詩を思い出しながら、これからの人生を過ごして行こうと思います。それから、息子には、自分の信じた道を踏み出して欲しいと思います。どれだけの山や谷があるかわかりませんが、そんな時この二つの詩を思い出して欲しいです。そして、命の根をしっかり張ってもらいたい…それが、私の願いです。
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