江戸っ子ではありませんが、生まれも育ちも「東京」です。
親戚も全員「東京」にいます。
子供の頃、夏休みなどの長期休暇になると同級生達が「おばあちゃん、おじいちゃんの家に行く」というのを聞くたびに羨ましく思っていました。
その反動か、成人してから時間ができれば遠出する事が多く、できるだけ
「東京」から離れることを目的に出掛けていました。
知らない土地の習慣、風習、歴史、言葉、人柄などを肌で感じ取りたいので、
あえて観光地と呼ばれている所よりも、地元の人が集まりそうな場所へ足を運びます。
現在はカーナビや携帯電話でも簡単に目的地を調べることが出来ますが、できるだけ土地の人に道を尋ねます。
国内であれば、その土地の方言があり、国外であれば日本語ではないので何を言っているのか分からない事も多いのですが、「旅の恥はかき捨て」とにかく話しかける。
3人に1人位は「どこから来たの?」と聞いてくれます。
「トウキョウ」は、ほぼ万国共通で通じます。そのまま会話が弾めばその土地に少しだけ近づけた気がします。
楽しい思い出のほとんどは、そこで出会った人達との会話であったり、一緒に過ごした時間であったりと様々です。
このような放浪?の旅は現在、患者さんとコミュニケーションをとる上で大変役に立っています。出身地が必ずしもその人の故郷とは限りませんが、自分が知っている土地の話しをされると嬉しいものです。
まだまだ知らない土地はたくさんあります。最近では、「東京」の行ったことのない場所へ足を運び、新しい「東京」を吸収しています。
「トウキョウ」から始まる会話が続くように・・・また誰かに話しかけてみよう。
(看護部長から)
高橋さんは感性豊かで喜怒哀楽も上手に表現できる人です。もちろん我慢もたくさんあると思いますが・・・。
人を大切に、正義の心に従い行動できる結構カッコいい看護師です。
いろいろな土地で大切な時を過ごし、仕事も一生懸命・・。患者さんとの出会いも大切にこれからも豊かな人生を送りましょう。
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