最近、とある女性アイドルグループの映像をユーチューブで繰り返し繰り返し観ています。
それまで『アイドルなんて大人たちに操られちゃってかわいそう・・』と思っていたひねくれた大人の私、アイドルしかも女の子しかもかなり年下、に夢中になるなんて青天の霹靂でした。
どっからどう見てもかわいい、100%全力、仲間と仲良し、結構体育会系、ファンより自分達の曲を愛してる・・・など、もうメロメロです。
愛されるアイドルになるためにステージに立つために、彼女達はどんな思いをして毎日努力しているのだろう。アイドルでいることが夢といっても、つらい事が無い訳じゃないよね。
でも、いつもファンの前に出る時は、キラキラ輝いている。それは圧倒的なパワーで人を元気にする。
それがアイドルってものなのだ。ファンも日々のストレスを発散するというよりは、彼女達の笑顔に癒されて元気をもらっているのではないかと思います。
患者さんは、普段、仕事をバリバリやっている課長さんでも、ハツラツとしたスポーツ好きな女性であっても、入院するときは弱っている状態です。それなので退院するとき病院の服から私服に着替え『お世話になりました』と挨拶をしてくださると、本来のその方の一部分を垣間見ることができ、回復されたことをとてもうれしく思います。患者さんもここで治療をしてあのアイドルの子のように日常というステージに帰っていくのです。私達はひょっとしたら一番かっこいい患者さんの一面を見ることはできませんが、それぞれの大切な人にかっこいい姿を見せるために、ここでがんばっていってほしい、そのお手伝いをしたいと思っています。
さて私もアイドルほどかわいくなく、日々疲れていることもありますが、できるだけ
患者さんの前では笑顔でいようと思っています。そのために今日もユーチューブにアクセスするのです。
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