こんにちは。わたしは上がり症な性格で、人前で話したりすることが苦手で、今文章を考えている時も少し緊張しています。そんな私が、人とふれあう仕事である看護師という職業につけて、今でも続けていられるのは、母のおかげだと思います。
私の母は看護師をしていました。よく食べて、よく話す人で、ディズニーランドが大好きな、どこからエネルギーが出てくるのか分からない位元気な人です。いつも患者さんとの面白いエピソードを聴かせてくれ、私も自然と看護師になりたいと思うようになりました。看護学校の受験の時や、実習で悩んでいた時、就職してからも、色々相談にのってくれ、叱咤激励してくれました。
そんな母が、去年病気になりました。病気と言ってもホルモンの異常分泌からくるものなので、見た目は普通の人です。ですが、前より目に見えて体力が無くなったので、今は仕事を辞めて内服治療をしています。それと重なり、祖父も認知症になり介護が必要となりました。誰しもが通る道だと思っていましたし、病院でも高齢で介護が必要な方を沢山見ていたのに、実は自宅で介護するということに自分の想像力が全然追いついていなかったことに気付きました。なので、スズキ病院で患者さんの退院調整に関わり、色々な環境の患者さんや家族の方と接する機会がもて、経験豊富な先輩方と一緒に仕事が出来ることが本当にありがたく感じ、毎日元気をもらっています。
今は母と一緒に、オムツはこうやって装着すれば漏れないんじゃないかな?と提案したり出来るようになり、やっと母と同じ目線に立って話せるようになってきたのかなと思いました。これからも看護師として少しずつ成長してきたいと思います。
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