2009.1.24

外来看護師として思う事
外来看護師  平賀 田鶴子

 新しい年のはじまり。早いもので、スズキ病院に入職して6年が過ぎました。面接の時、院内に入った瞬間、清潔感があり、とてもきれいで感じ良かったことを覚えています。当初は、やや不安もありましたが、外来スタッフのやさしい指導のもと、現在に至っております。

 午前9時からの診療ですが、大腸内視鏡の予約の患者さまは、前処置があるため、早めに対応します。外科、内科以外は、曜日により診療科が異なっており、毎日が目まぐるしく、あっという間に過ぎ去っていきます。そんな外来診療の中、患者さまや、いろんな方々との出会いから、対応の仕方、話し方など、くのことを学ばせていただいています。日々勉強、日々反省です。
 外来は、一人の患者さまと接する時間は短いですが、患者さまが気持ちよく、安心して受診できたかどうかが、態度、表情から如実にわかります。シフトの関係で久しぶりに会う患者さまは「合えてよかった。見かけないから心配していたよ」と笑顔で言われると嬉しくなります。立場が逆ですが、患者さまの人柄を垣間見ることができ、心の温かさを感じることがあります。
 あたり前のことですが、いつも相手の立場、患者さまの立場になって考え、行動するように心がけていますが、時に忙しくなると気持ちの焦りを感じることがあります。そんな時は心の中で「おちついて、おちついて」と言い聞かせ、軌道修正し、自分に対するおまじないをします。
 患者さまに不安感を与えないよう心がけていますが、患者さまの中には、人生の先輩もいらっしゃいます。私たちの行動を即座に見破っているかもしれません。人それぞれ考え方、行動、全て千差万別です。

 患者さまが、少しでも安心して治療できるように、よりいっそう努力していきたいと思います。皆さま、それぞれ、いろんな趣味を持ち、日々の生活をエンジョイしながら、病気と闘い、前向きに生きています。少しでも、そんな方々のお役に立ちたいと思っています。
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