2010.8.4

四年後
病棟看護師  杉山 裕美

 4年前、ドイツのピッチで○田○寿が泣いていたのが忘れられない。
 あれからもう4年がたった。サッカーが大好きな私にとってワールドカップが行なわれる年が、人生の一つの節目となっている。

 国と国との戦いが行なわれるワールドカップはいつものリーグ戦とは違い一試合一試合で選手みんなが本当に真剣。また世界のトップチームで活躍しているスター選手が一同に集まり戦う。こんな夢のような一ヶ月は他には無い。そして4年に一度だから更にプレミア感は増す。
 先日まで行なわれた南アフリカ大会もまたまた私の節目にふさわしくドキドキワクワク泣いたり笑ったりと大盛況の中、○ペ○ンの優勝で幕を閉じた。素晴らしい試合やプレイを一つでも見逃すまいと、寝不足気味の日々が続いたが、終わってしまうと本当にさみしい。
 今大会について私としての思いはまず、大好きな○―○―がいるイ○グ○ン○が早々負けてしまい、非常に残念だった。サッカーの生まれた国として考えさせられるものは大きい。それから○イ○の強さにびっくりした。平均年齢も若いのにおもしろいサッカーをいっぱい見せてくれた。これからが楽しみである。
 最後はやっぱり○本○表の大躍進!毎試合、本当にたくさんの力をもらった。どこかの雑誌に書いてあったが、ワールドカップの一ヶ月前、迷走していた○本○表は選手だけで集まり本音の話し合いをして、そこから徐々に団結していきあの感動の結果につながったそうだ。

 チームで仕事するのは私たちも一緒。○本○表のような団結力を身に付けるには日々のコミュニケーションと話し合いが大切なことを、教えてもらったように思う。私の2010年ワールドカップはそんな風に終わった。さてさて、4年後はどんな大会になるのか・・・。
Copyright© Kouseikai Suzuki Hospital All Rights Reserved.