成長したね、これからも・・・ね
病棟看護師ペンネーム チューリップ
何度も止めてしまう目覚まし時計・・・。私の朝はあわただしく始まります。
あれから何年経ったのでしょう。
朝から宿題を始める小学生・・・は、高校生になりました。なかなか起きられず、目を閉じたまま朝食を食べさせられる保育園児・・・は、中学生になりました。一人で支度を始め、なんとか頑張って学校に行ってくれています。だいぶ手がかからなくなりました。
月日の経つのはなんて早い(?)ものなのでしょう。私も同じだけ年をとりましたが、今も、ここスズキ病院に努めている自分に驚いています。
仕事をしていると、休みが合わず一緒に出かけたかったのに行くことができなかったり、帰りが遅くなってしまうと、夕食も当然遅くなってしまうので「後の予定が狂ってしまった」「夜、寝るのが遅くなってしまう」etc・・・。時々、文句を言われることもあります。
(私が帰ってくる前に、やらなくちゃいけない事はやって早く寝ちゃってもいいんですけど)
でも、「仕事をしているからしょうがないかー」と解ってくれていてくれるところもあり、私が忙しくしていると、子供たちも成長したもので、時には、掃除・洗濯や食事の準備を手伝ってくれる事もあります。(「誰か手伝って~」と言わないとやってくれないこともありますが)疲れている時など本当に助かっています。
「何かできることがあれば手伝う」、家の中の事ですが、自然にそういう事を学んでくれているのだな、と嬉しく思います。そういう心がけは、家庭に限らず、学校生活や社会に出て仕事をしていくうえで共通する大切な事だと思います。そして、私自身、家庭でも職場でも実感しています。
「何かできることがあれば手伝う」という気持ちは、「人を思いやる」という気持ちにつながっていくのではないかと思います。子供たちの心の成長にもきっと役に立つものだと思います。成長していく子どもたちに、いろいろと手伝ってもらいながら、また、心の成長を見届けながら、これからも、「人を思いやる気持ち」を忘れずに仕事をしていきたいと思っています。
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