桐生市の特色として、美しい緑の丘や山々、市を流れる二つの川が挙げられます。季節が変わる毎に、桐生はその色を変えていきます。
桐生には渡良瀬川と桐生川という川があります。渡良瀬川には7つの橋が架かっていて、
その中の桐生大橋から見る景色は一番だと思っています。桐生川は梅田を流れ、その梅田の
森は「日本の森百選」に選ばれています。
桐生と言って忘れてはいけないのが、赤城山です。ふもとから、ほど近いところにあるせいか、冬には赤城山から吹き付ける強風として名高い「からっ風」は、骨にしみる寒さを運びます。もう一つは「かかあ天下」です。絹産業が盛んだった上州で、女性が養蚕、製糸、織物で家計を支え、近代に入ると製糸工女や織手として活躍したことから、夫が「おれのかかあは天下一」と呼んだことから…だそうです。ちなみに、今年から始まった日本遺産に「かかあ天下」が認定されました。これは、地域の伝統文化の魅力を伝える「ストーリー」を認定するものだそうです。他県でも認定されているものを含め18あります。
他に桐生には、市内を眺めることができる遊園地やその近くに動物園もあり
桜の時期は特に賑わっていました。他にも渡良瀬溪谷鉄道(昔は足尾線)トロッコ列車や歴史を感じる岩宿遺跡もあり、改めて桐生の良さを再確認できました。特別なものはありませんが、皆さんも桐生の自然にふれてみてはいかがでしょうか。
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